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利付国債・地方債・政府保証債とは



「公社債」には、様々な種類と呼び方があります。ここでは、「公債」を3つに区分する、利付国債・地方債・政府保証債について解説します。

個人でも購入できる利付国債

個人でも購入できる利付国債

個人投資家でも購入できる国債のことを「個人向け国債」と呼びますが、この他にも、個人で購入できる国債があります。それが、「新型窓口販売国債」という国債で、通常は「利付国債」と呼ばれます。省略して新窓販国債(しんそうはんこくさい)と呼ばれることもあります。

利付国債は、個人向け国債と同様に半年ごとに利子を受け取ることができますが、異なる部分も多々あります。例えば、最低購入金額が5万円以上(個人向け国債は1万円以上)となっている他、固定金利のみというところが特徴です。利付国債には「10年固定」、「5年固定」、「2年固定」の3種類があり、ともに個人向け国債よりも利率が高いという点も特長です。

また、最大の違いは「中途解約」で、個人向け国債の場合は発行から1年後に、若干のペナルティー金を支払えば解約できるという条件付きであるのに対し、利付国債は金融機関を通じていつでも市場に売却できます。これは、売却する際の市場金利しだいでは、元本割れを起こす可能性があるということです。もちろん、満期まで保有すれば元本は償還されますが、「元本割れがある」という点は、個人向け国債と大きく違うので注意したいところです。

あまり知られていない地方債の実力

あまり知られていない地方債の実力

地方債とは、国が国債を発行するのに対し、地方公共団体(都道府県や政令指定都市など)が発行する債券のことです。地方債で集められた資金は、その地方公共団体が行なう事業の財源として役立てられます。地方債の元利償還については国が保証することになっているので、安全性の極めて高い債券であり、満期まで所有すれば元利金の償還は確実となっています。

地方債にも様々な種類がありますが、個人投資家が購入できるのは、「市場公募地方債」というものです。市場公募地方債には、複数の都道府県が共同で発行するものや全国型のもの、地元向けのものがあります。

一般的には、あまり知られていない地方債ですが、利率に関しては国債よりも利率が高い場合がほとんどというのが特長です。大阪市が個人投資家向けに発行している「みおつくし債」(5年満期)を例に挙げれば、2013年6月27日発行されたみおつくし債の利率は0.44%で、個人向け国債「固定5」の基準利率0.05%を大きく上回っています。このように、地方債は知る人ぞ知る有力な金融商品であると言えます。

政府保証債とは

政府保証債とは

政府保証債とは、特別な法律の下、政府関係機関や株式会社などが発行する債券のことです。こちらも信用度が非常に高く、元利金の支払いについて政府が保証されており、国債よりも若干利率が高く設定されるというメリットがあります。発行する団体には、政府関係機関で言えば「住宅金融支援機構」や「日本政策金融公庫」などがあり、株式会社で言えば、「首都高速道路株式会社」や「関西国際空港株式会社」など、インフラ系の団体が多いのが特徴で、こうした大事業における資金の一部を政府保証債でまかなっています。

国債は知っている人でも、これらの債券はあまり知られていません。しかし、信用度はほぼ国債と同等でありながら、利率の高さで有利というところでは、地方債や政府保証債も狙い目だということが言えます。