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FX重要ワード「ロスカット」



FXでは、レバレッジという小さな証拠金で大きな資産を取引する特質から、運用次第ではリスクの大きな投資商品です。そのため、FX会社では「ロスカット」というシステムを採用しています。

損失をできるだけ避けるための自動決済システム

損失をできるだけ避けるための自動決済システム

FX(外国為替証拠金取引)は外貨預金とは違って、元本保証がされる訳ではありません。また、レバレッジをかけるために、相場が急変した場合には大きな損失を被る場合があるため、FX会社に預託した証拠金が1日でなくなるという可能性もない訳ではありません。そこで、FX会社は、損失が一定の段階に届いた場合に損失がそれ以上拡大しないよう、その時点で自動的に決済・清算を行なうシステムを設けています。これが「ロスカット」です。

ロスカットは、FX会社によって異なる一定のロスカットレベルに到達した時点で自動的に適用されます。ロスカットレベルは必要証拠金維持率で計算され、実際に取引している金額に対しての証拠金残高の割合を示しています。この割合は、FX会社によって異なりますが、だいたい証拠金維持率が100%を切ったとき、70%を切ったとき、50%を切ったときなど3段階に分けて警告がなされます。ロスカットが執行されると、強制的に保有しているポジション(取引)が決済されます。そのため、原則的には、預託した証拠金以上の損失は出ることはありません。しかし、為替相場が急激に下落した場合には、ロスカットの水準から大きく離れてしまうことがあるため、その補填を投資家は行なわなければなりません。

ロスカットのシミュレーション

ロスカットのシミュレーション

例えば、証拠金が10万円で、1ドル=100円のときに、1万ドル(レバレッジ10倍)を購入したとします。この場合、100円×1万ドル=100万円分の資産を持つことになりますが、その後、1ドルが93円に下がった場合は、93円×1万ドル=93万円となり、7万円の含み損が発生したことになります。証拠金への割合は10万円に対して7万円ですから、証拠金維持率が30%に設定されていた場合には、この時点でロスカットが執行されてしまいます。ただし、楽天証券などの大手ネット証券などでは、ロスカットが50%未満と設定されているところがあります。通常は、50%を切ると、「マージンコール」という警告がかかります。マージンコールとは、証拠金を増資するか、それとも自ら決済を行なうかを求める警告です。マージンコールには期限が設けられており、期限を過ぎても50%未満だった場合には自動的に決済されてしまい、証拠金から差し引かれます。

ロスカットのような状態を避けるには、できるだけレバレッジを低いところから始め、証拠金にも余裕を持たせることがコツです。