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世界の主要な株価指数「KOSPI」



隣国であり、日本との経済関係も深い韓国。韓国の株式市場を代表する株価指数は、KOSPI(Korea Composite Stock Price Index)指数と呼ばれています。

韓国総合株価指数とは

韓国総合株価指数とは

KOSPIは「コスピ」と読み、日本では韓国総合株価指数と呼ばれています。「韓国取引所」に上場しているすべての銘柄を対象に、時価総額加重平均をポイントで算出しています。「韓国取引所」は韓国証券取引所とKOSDAQ(コスダック)、韓国先物取引所が2005年1月に合併してできた取引所で、現在では韓国で唯一の総合取引所となっています。

KOSPIは、ソウル株式市場の代表的な株価指数として認知されており、1980年1月4日の時価総額を基準値100としています。また、上場企業も1800社を超え、現在では、アジアの主要な株式市場として認知されるようになりました。

危機を乗り越え急成長した韓国株

危機を乗り越え急成長した韓国株

アジア株の中でも韓国株は、最近まで人気が薄く、新興国の中でもややマイナーな存在でした。2008年には、リーマンショックなどの世界不況の煽りを受け、ウォンが大幅に下落する「韓国通貨危機」が起き、同年の韓国総合株価指数は過去5年で最低の数値を記録しました。しかし、リーマンショック後の2009年以降、日・欧・米の経済がリセッション(景気後退)を続ける中、韓国経済は急成長を遂げました。この急成長の背景には、1997年(アジア通貨危機)と2008年に大きな通貨危機を体験し、構造改革を行なってきたこと、そして、それまで厳しかった外国人投資家への規制を緩和したことが挙げられます。特に、外国人投資家への規制緩和は、かつての財閥系企業が経済体制を牛耳るといった古い体質から抜け出すのに有効で、現在では時価総額ベースでの外国人投資家による保有比率は30~40%と高い水準で、これは韓国市場のひとつの特長となっています。こうした構造改革の中で、家電メーカーのサムスン電子や韓国を代表する自動車会社「現代(ヒュンダイ)」などが海外で業績を伸ばし、輸出だけでなく、内需への好影響と合わせて、韓国経済を押し上げました。

中でもサムスン電子は、時価総額でソニーシャープといった日本の大企業を抜き、世界に名だたる家電メーカーへと成長しました。また、LGやヒュンダイといった米国などで評価の高い企業も頭角を現してきました。

2013年には、世界株に対する株価評価が割安水準であることや輸出業の回復が図られたことから、韓国株式市場はロシアやインドを抜き世界第2位の「新興国株式市場」となりました。これは、通常、新興国の株式は急成長することが予想されるために人気が高いという反面、国政や経済の不安定性を示す「カントリーリスク」というデメリットがある中で、韓国株の成長率が高いもののカントリーリスクが少ないと世界に判断された証でもあります。

日本でも近年、中国の経済成長の鈍化から、アジア株への投資をベトナムや韓国などの新興国に変更する投資家が増えているようです。