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世界の主要な株価指数
「ユーロストックス50指数」



FTSE100と並んで、ヨーロッパの代表的な株価指数と言えば、ユーロストックス50(Euro Stoxx50)です。

ユーロストックス50指数とは

ユーロストックス50指数とは

ヨーロッパを代表する株価指数には、英国の「FTSE100」、ドイツの「DAX」、フランスの「CAC40」、スイスの「スイスSMI」などがありますが、これらはヨーロッパ各国の代表的な株価指数であり、ヨーロッパ全体の株価指数ではありません。ヨーロッパは「ユーロ圏」と呼ばれる、ヨーロッパ17ヵ国で構成される経済圏がありますから、通貨ユーロをもとにした株価の動向を抑えておきたいところです。

そこで、役に立つのがユーロストックス50指数です。「ユーロストックス50」は、ヨーロッパを代表する指数プロバイダーの「STOXX社」が算出している株価指数です。通貨ユーロを構成する欧州経済通貨同盟(EMU)加盟国、17ヵ国の優良銘柄の中から、50銘柄を選び出し、流動的に売買されている浮動株に基づいて時価総額加重平均指数を表しています。

国別の構成銘柄の割合は、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアで約80%を占めています。EMUに加盟していないイギリスはもちろんこれには含まれません。

経済危機の出口は見えずも底堅いユーロ

経済危機の出口は見えずも底堅いユーロ

ユーロは、将来的に米ドルに匹敵する程の経済圏を目指して組織されましたが、2009年10月に始まった、ギリシャ経済危機によって、その目標は大きく後退しました。2010年にギリシャ国債が暴落すると、経済危機はユーロ主要国にも飛び火し、世界の金融に暗い影を落としました。2013年に入っても、ギリシャ、スペインの失業率は26%超となっています。また、フランス、イタリア、スペインというユーロ主要国の国債の格付けも軒並み引き下げ傾向にある他、消費も落ち込みデフレ傾向にあり、ユーロ圏の実体経済は過去最悪であることは間違いなさそうです。

ところが、2013年9月にはドイツのDAX指数が過去最高を記録するなど欧州主要株価指数が全般的に上昇するなど堅調な推移を見せています。この底堅さの要因は、例えば、PIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)に投資されている海外保有分債権の70%以上がユーロ圏によって保有されているということが挙げられます。つまり、ユーロ債券の多くはユーロ域内で売買されているので、ユーロの為替相場にはあまり影響しないということで、1000兆円の債務国である日本が経済破綻を免れているのは、日本国債のほとんどが日本国内の銀行などに買われているから、という理論と似ています。

ただし、経済協力開発機構(OECD)では、依然としてユーロは世界経済への大きなリスク源とする発表をしており、予断を許さない状況にあるようです。