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株価はどのように決まるのか



ニュースなどでよく耳にする、日経平均株価。こうした株価の上昇や下落はそもそもどうやって決まるのでしょうか。ここでは、上場株について解説します。

基本的な株価の決まり方を理解しよう

基本的な株価の決まり方を理解しよう

株価は常に変動するので「時価」ということになりますが、これは需要と供給のバランスに基づいて価格が決定されます。「需要と供給」というと少し難しいかもしれませんが、分かりやすく言えば「買いたい人」と「売りたい人」のバランスのことです。ある企業の株を「買いたい」という人が多ければ株価は上がります。株価が上がっても買いたいという人がいれば、さらに株価は上がっていくという仕組みです。逆に「売りたい」という人=この株はもう要らない(手放したい)ということですから、株価は下がっていきます。こうしたやりとりが常に行なわれることで株価の変動が生まれます。こうした、「買いたい」「売りたい」と投資家の心理を揺さぶるのが、会社の業績や経済の状況です。例えば、企業のサービスなどがニュースなどで話題になったりすると、その企業の株を「買いたい」と考えるでしょうし、商品に欠陥が見つかったなどの問題が起きた場合には「売りたい」と思う投資家が増えます。また、経済学上の理論に基づいて投資額を決める人もいますが、経済学では説明のつかないような株価の動きもあり、企業の実態以上に期待値が膨らむと株価は急騰し、これが全体的に広がると「バブル」と呼ばれる景況となるのです。

オークション方式とマーケットメイク方式

オークション方式とマーケットメイク方式

上場株における株価の決定は、主に「オークション方式」で決定されるのが一般的です。オークション方式とは、証券取引所が通常の立会時間中(これを専門用語でザラ場と言います)に売買を成立させるために使っている方式で、膨大な取引を公正かつ円滑に取りまとめるため、以下の3つの原則が設けられています。

  1. 成行注文優先の原則:同じ値段、同じ時間の場合は、値段を指定しない「成行」注文を優先するという原則
  2. 価格優先の法則:買い注文の場合には、いちばん高い値段から、売り注文の場合には、いちばん低い安いものから取引を優先させるという原則
  3. 時間優先の原則:売り注文、買い注文がともに指値が同じ場合には、早く出された注文を優先させる原則

こうした原則の下、オークションのように取引を成立させるのがオークション方式ですが、マーケットメイク方式と呼ばれる価格決定方式もあります。マーケットメイク方式は、日本ではジャスダック証券取引所で採用されている方式で、マーケットメイカーと呼ばれる複数の証券会社が、「売り」と「買い」それぞれの注文に応じて株価を提示し、取引を行ないます。例えば、ある企業の株価をA証券会社は、買いなら100円、売りなら102円と提示したとします。一方、B証券会社は買いなら103円、売りなら107円で提示し、そこに、その銘柄を102円で買いたいという投資家が現れた場合には、その投資家はA証券会社との取引を行ないます。そこで、その銘柄の株価が102円と決まる方式です。マーケットメイク方式の場合には、値幅制限がなく、上下の触れ幅が大きいことが特徴ですので、初心者向きではないとされています。その分、ハイリスク、ハイリターンを求める人にとっては刺激的なマーケットと言え、ジャスダックのような新興企業が多く参入している市場では、取引されにくいような小型の銘柄でも取引されやすくなるという利点があります。