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ブラジル石油公社の事業概要



世界経済に影響を与える大企業は、先進国にだけ存在している訳ではありません。ここではブラジルの「ブラジル石油公社(ペトロブラス)」について紹介します。

ブラジル石油公社とは

ブラジル石油公社とは

「ブラジル石油公社」は、ブラジルのリオデジャネイロに本社を構え、別名「ペトロブラス」、「ブラジル石油会社」とも呼ばれる半官半民の石油会社です。ロシアや中国などの主な国営7石油会社と並び、「新・セブンシスターズ」とも呼ばれ、資源国家ブラジルを支える巨大企業として知られています。

沿革

沿革

ブラジル石油公社は、ブラジル政府によって設立された石油会社です。1953年にアマゾンのウルクー油田における石油生産を目的に設立されました。

石油・天然ガス発掘から精油などの生産、石油関連製品の販売やガソリンスタンド事業での供給までの事業を一貫して行なうことができるため、長年ブラジル国内での石油産業の独占が認められていました。

2000年にはコロンビアで2億バレルの埋蔵油田を発見したことで、1日当たりの石油採掘量は200万バレルを超え、ブラジル国内だけでなく南半球においても最大の石油採掘会社へと成長を遂げました。

しかし、2006年にボリビア政府が石油の国有化を宣言した際には、それまではブラジル石油公社はボリビア国内の石油事業に大きくかかわっていたため、ボリビア政府との関係が一時緊張状態となりました。しかし、最終的には、石油事業で得た利益の18%をブラジル石油公社に帰属させ、残りをボリビア政府が得ることで同意しています。

2008年には、「ブラジル石油公社」が沖縄の中堅石油精製企業である「南西石油」を買収しました。この買収は、石油を日本でガソリンなどに精製し、アジアへと市場を拡大することが目的とされています。

事業内容

石油精製の設備とタンカーを自社で保有し、深海での油田採掘技術も保有するラテンアメリカ最大の会社として、その技術はブラジル国内だけでなく、アフリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの18ヵ国で利用されています。

現在も世界で最大級の石油プラットフォームを運用し、その総資産額は約1300億ドルを上回るとされています。サンパウロ証券取引所やニューヨーク証券取引所(外国預託証券)にも上場し、ブラジル政府が約55%の議決権を有しながらも、資本が株式化されました。

また、バイオエタノールの世界的な輸出業者という一面も持っています。地球温暖化が危惧される現代において、アジアでは日本やシンガポール、中国などに拠点を構え、バイオエタノール事業も展開しています。