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中国工商銀行の事業概要



一国の経済の一端を担う銀行は、どの国でも統合が進み、大手銀行が徐々に少なくなりつつあります。言い換えると、その分ひとつの銀行が巨大化しているということでもあります。ここでは、経済発展著しい中国のメガバンクのひとつ「中国工商銀行」を紹介します。

中国工商銀行とは

中国工商銀行とは

「中国工商銀行」(略称は工行、ICBC)は1984年に設立された、北京に本社を構える中国最大の国営商業銀行です。個人・法人向けの各種銀行サービスとして、預金、融資、信託業務、外国為替決済などを提供しています。

世界クラスの銀行

世界クラスの銀行

「中国工商銀行」は「中国建設銀行」、「中国銀行」、「中国農業銀行」とともに中国4大商業銀行のひとつです。この4大商業銀行の中でも中国工商銀行は総資産及び営業収益が最大規模を誇り、中国国内での大きな影響力を有しています。

また、世界企業上位500社に名前を連ねている上場企業でもあり、個人顧客は約1億人を超え、法人顧客は約810万社に上り、中国国内最多の顧客数を誇っています。中国全土に約2万ヵ所の営業拠点を保有し、約39万人の従業員が働いています。出資機関の大部分は中国の財政部や中央匯金で、いまだ半数以上の資本は国有ですが、2006年には香港取引証券所と上海証券取引所に上場し、中国国家の抱える不良債権の圧縮に動きを見せています。上場に伴い、「ゴールドマン・サックス」や「アメリカン・エキスプレス」などの大企業から巨額の投資を受け、数ヵ月で株価が大幅に上昇するなど勢いも見せました。

さらに2007年には「JPモルガン・チェース」や「HSBC」、「バンク・オブ・アメリカ」を抑え、世界の金融機関の中で時価総額第1位となりました。2013年の英国の「ザ・バンカー」誌でも、世界の銀行ランキング1位にランクインしています。2012年には「ゴールドマン・サックス」が保有していた株式をシンガポールの「テマセク・ホールディングス」が買い取ります。テマセク・ホールディングスの株式保有率が5.3%となったことで大株主の世代交代が行なわれたと銀行業界では大きな話題になりました。

海外展開

中国国外においても、世界約20ヵ国に進出し、約160ヵ所の支店でサービスを提供しています。日本では、1997年に東京支店を、2010年には大阪支店を開設しました。ローンや債券投資、各種決済業務などの事業を展開しており、また、個人向けの人民元による預金の受け入れ、貸出・保障、資金決済、海外送金などをはじめ、法人に向けた貿易金融や資金取引など、幅広い金融サービスを提供しています。特に貿易金融や外為円貨決済などの金融サービス分野で日本でも一定の地位を確立しています。