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上場企業情報

上場のときに鳴らす「鐘」とは



厳しい審査を乗り越えて、いよいよ東京証券取引所において上場した企業は、取引の初日に「上場セレモニー」を開催することができます。その鐘の音を聞くことは、ビジネスマンの方にとって目標となり、そのために上場時準備をしています。

「企業の繁栄」を願って

「企業の繁栄」を願って

「上場セレモニー」は、マザーズ市場を含む東京証券取引所に上場する企業が、取引を開始する初日に開催します。上場認証式や記念撮影が行なわれたあとに、東証アローズ内にある鐘を打ちます。このとき、鐘は5回打たれますが、5回という回数の理由は「五穀豊穣」に由来しており、企業の繁栄への願いが込められています。鐘を鳴らす人は、社長であったり、会社の役員が交代で打ったり、手を添え合った複数人であったりします。

ジャスダック市場にも鐘があり、「ジャスダックベル」と呼ばれています。上場の日には、企業の社長が一人で3回「点鐘」する決まりになっています。

一般の人にもこのセレモニーは公開され見学することができます。

打鐘の歴史

現在企業の上場を告げるためにセレモニーで使用されている鐘は、1928年に東京株式取引所(東株)の市場会館塔屋に設置された物です。この鐘は電動で作動し、「立会開始電鈴」として当時は毎日立会開始の合図として機能していました。1935年頃まで使用されましたが、その後しばらくはハンドベル(振鈴)を使用していました。

現在は、東株で使われていた鐘が東証アローズのVIPテラスに設置され、上場セレモニーの打鐘のイベントで、たくさんの新規上場企業の方に打鐘されています。

証券取引所の1年の始まりと終わりを告げる鐘

証券取引所の1年の始まりと終わりを告げる鐘

日本の証券取引所では、1年の取引の初日と最終日に催事を行ない、そこでもこの鐘が使われます。新年初日の営業日を「大発会(だいはっかい・だいほっかい)」、最終営業日を「大納会(だいのうかい)」と呼び、証券取引に関係する人だけでなく、各界の著名人が出席します。以前は、大発会と大納会の日の午後はともに取引を行なわず、午前11時で休場にしていました。しかし、東証のIT化に伴うシステムの便宜上、2009年の大納会と2010年の大発会から通常通り終日取引を行なうようになっています。

1年の始まり「大発会」

1年の始まり「大発会」

新年最初の営業日(通常1月4日)を「大発会(だいはっかい・だいほっかい)」と呼び、各証券取引所では1年の初めを祝う行事を開催します。当日は、女性が華やかな着物などで着飾って参加したり、前年に活躍した著名人が記念の鐘を打つセレモニーを行なったりします。また、この催事の最後は1年の経済の発展を願って、三本締めの「手締め」で終了します。大発会日の取引は、新年のお祝いという雰囲気から株価が上昇することが多く、過去20年間で日経平均株価が下落したのはわずか7回です。

1年の終わり「大納会」

1年の終わり「大納会」

1年最後の取引日(通常12月30日)には「大納会(だいのうかい)」という年納の催事を行ないます。「大発会」と同じく、その年に活躍した著名人が記念の鐘を打つセレモニーもあり、会場全員で「手締め」を行ないその年の取引が終了します。大納会の前日は、休日前であることや、税金対策として日経平均株価が下がることがあります。しかし、このような売りの傾向がいったん収まって株価の下落が止まると、最終日の大納会で株価が上昇することもあります。

大納会に出席した著名人

大納会に出席した著名人

2002年以降、東京証券取引所での大納会には、その年活躍した著名人が記念の鐘を鳴らすために出席し、テレビやニュースで取り上げられ注目を浴びています。これまで東証の大納会に出席した著名人には、以下のような人達がいます。

2002年
長嶋茂雄さん(元プロ野球選手、読売ジャイアンツ終身名誉監督)
2003年
毛利衛さん(宇宙飛行士)
2004年
野村忠宏さん(柔道オリンピックメダリスト)
2005年
為末大さん(元陸上競技・400mハードル日本記録保持者)
2006年
井口資仁さん(プロ野球選手)
2007年
茂木健一郎さん(脳科学者)
2008年
鈴木孝幸さん(競泳パラリンピックメダリスト)、小椋久美子さん、潮田玲子さん(バトミントンオリンピックメダリスト)
2009年
石川遼さん(プロゴルファー)
2010年
川口淳一郎さん(宇宙工学者)
2011年
佐々木則夫さん(サッカー日本女子代表監督)、安藤梢さん(日本女子サッカー選手)
2012年
吉田沙保里さん(女子レスリングオリンピックメダリスト)